2026.05.20
For WorldNewYork「Cooke School and Institute」×アーティスト 岡崎 久美子
2026年5月に、アメリカ ニューヨークのマンハッタンSOHOにある特別支援学校「Cooke School(クックスクール)」の学生さんたちに向けて、板橋区ご出身で、鉛筆画アーティスト 岡崎 久美子さんがアートの教育活動を行われました。
PJ-DrawBondsにてお預かりした日本の子どもたちの絵をご活用いただきましたので、ご報告いたします。
イベント名:Cooke School and Institute 「アートワークショップ」
開催日時:2026年5月
場所:Cooke School and Institute(アメリカ ニューヨーク)
開催概要とご協力いただいた方々のご紹介
Cooke School and Institute(クック・スクール&インスティテュート)は、イーストハーレムとソーホーのキャンパスで、5歳から21歳までの神経多様性のある学生や軽度から中等度の認知・発達障害を持つ学生を教育するニューヨーク市有数の独立校です。今回、岡崎 久美子さんは、クック・スクールのアッパークラス(専門高校で9年生から12年生までが通う)にて鉛筆画の教育活動を行われました。
絵が届いたお子さん達がいる場所:https://cookeschool.org/
Cooke Schoolは、すべての障害者が地域社会の大切な一員として受け入れられ、自立し目的ある生活を送る世界を描いています。Cooke School and Instituteは、イーストハーレムとソーホーのキャンパスで、5歳から21歳までの神経多様性のある学生や軽度から中等度の認知・発達障害を持つ学生を教育するニューヨーク市有数の独立校です。
学校は、①ローワー・ミドルスクール、②アッパースクール、③社会移行学級からなる総合支援学校で、ローワー・ミドルスクールでは「幼稚園から8年生まで」に、②アッパースクールでは「9年生から12年生まで」③社会移行学級では「18歳から21歳まで」の生徒さんにそれぞれ教育サービスを提供されています。
子どもたちに絵を届けていただいた方:岡崎久美子 ✐ 鉛筆写実画アーティスト lit.link(リットリンク)
東京都板橋区のご出身。2児の母でありながら富山県にて医療職(歯科医師)もされています。コロナ禍をきっかけにアートを再開し、日本屈指のリアル鉛筆画家・古谷振一氏に師事し、2024年3月「鉛筆画マスターNo.1」を授与されています。現在は、鉛筆写実画アーティストとして国内外で展示・教育活動を行っていらっしゃいます。
先生のこれまでの活動 Activities so far
・NY Biz https://nybiz.nyc/ny-news/kumiko-okazaki-ny2025/
・よみタイム https://yomitime.com/okazaki-pencil-art-exhibit-nyc-2025/
・中日新聞:米国で鉛筆画 翔タイム 富山の岡崎さん 大谷選手描き出品 「年齢、経験関係なく楽しさ伝えたい」
・週刊NY生活 鉛筆写実画で広がる交流の場 岡崎久美子さん – 週刊NY生活ウェブ版
ワークショップ詳細
子どもたちの将来につながることを大切にしたアートクラスとして、「できた」という気持ちを感じてもらうことを大切にして開催されたそうです。
岡崎久美子 先生が用意した、課題となる元の絵(卵、犬、ハートのハンドジェスチャーの3種類)を観ながら、同じ絵を鉛筆で書き写していくというワークショップ。
課題の絵にも、子どもたちが描いていく方の画用紙にも、子どもたちが真っ白な画用紙の上で、場所に迷わないように縦と横のマス目状のガイドライン(線)がひいてあります。岡崎 先生や、Cooke Schoolの先生と一緒に、どのマスにどの部分があるか、子どもたちに寄り添い、ワークショップを進められたそうです。



岡崎 先生は、日本の紹介や日本文化の紹介もされたそう。



お持ちいただいた日本の子どもたちが描いた絵は10枚です。ゲームのキャラクターや、ちいかわ や カービー などはCooke Schoolの生徒さんたちも知ってくれていて、また富士山や桜、スカイツリー、お祭りなどの絵も喜んでいただけました。
また学校の先生からも「いつかプロジェクトや日本の子どもたちとも交流を持てたら」とお声がけをいただけたそうです。
Cooke Schoolの皆さんから日本のお子さん、皆さまに向けて、記念撮影にも応じていたただきました。

また岡崎先生は帰国後のお忙しい中、板橋区へのご帰郷の合間を縫って、TAKE A NAPにもお立ち寄りくださいました。
「お子さんによって、絵がとても好きで1人にしておいても集中して描き上げる子もいたし、丁寧に質問をしたり教わりながら描いていく子もいる、また少し描いては自由に過ごしてとマイペースに進める子もいました。」
「ただそれぞれが、それぞれのペースや取り組み方で、一生懸命に一枚の作品として描き上げていく、その過程や表情に触れられたことが、とても大切な時間だった。」
先生のやさしい雰囲気や、学校のあたたかさを感じられるインタビューでした。



お話をお伺いするまで、とても遠くの国に感じていたアメリカの子どもたちのこと。
(私に)障がいをもつ家族(弟)がいるということもあってかもしれませんが、特別に感じる彼らの存在や過ごし方を岡崎先生から丁寧に教えて頂いて、日本人の弟やグループホームで過ごしている弟の友人たちと変わりがない、ということに、ハッとしました。今さらながら、人は、ほんとうに同じ仲間なんだな、ということを今まで以上に実感したのです。
少し欲張りかもしれません。
アジアなどの発展途上国で学習支援や経済協力を行なうNPOやNGOなど日本の大学生たちに、「渡航先の国や場所では、障がいを持っている方やお子さんたちはどう過ごされていますか。」と、聞いてみることがあります。
岡崎先生にそのお話をした際に、「ニューヨーク(アメリカ)でもCooke Schoolに通っている生徒さん達はとても幸運なお子さんたちで、地域によってはなかなか支援が届かない場所もある」ということを、教えてくださいました。
日本、欧米、アジア、場所に限らず、神経多様性や認知・発達障がい・学習障害を持った方や子どもたちは存在しています。
ただ「つながる」だけではなくて、できれば同じ仲間として、混ざり合い、支え合えう「つながり」に貢献できるように。
Cooke Schoolのホームページ、Topページにある言葉「There’s Magic in the Mix.」
世界中どこかしこにも、岡崎先生の活動や、Cooke Schoolのような魔法の力を持つ場所が広がりますように、私たちも活動を続けていきます。
岡崎 久美子さんの最新の活動、個展やGalleryについては
ぜひInstagramをご覧ください。
https://www.instagram.com/kumikopencilart?igsh=ejY1YTQybXlsN2ky
